窯底の目地に詰めたセメントが固まったので、いよいよ壁を積んでいきます。
煉瓦が水分を吸いセメントがすぐに硬くなってしまうのでイメージ通りに作業が進みません。
左官屋さんに尋ねると、積む前に煉瓦を水に浸け水を吸い込ませるといいとのこと。
なるほど、これならセメントのトロトロ状態が続き、焦らずに作業ができますね。
なんとか3段積みました。
正面が焚口です。中央の3本は棚板(ピザを焼くところ)を支える柱です。
棚板を載せてさらに2段を積みました。窯らしくなってきました。
下の部屋で木を燃やし、熱い空気が奥にある棚板の隙間から上昇Uターンして上のピザを焼く部屋を暖める仕組みです。
2,3日乾かしてセメントが完全に固まったら、いよいよ最大の難関アーチ部分(屋根)。先に木枠を作り、その上に煉瓦を並べて目地を詰めます。
これまでの作業で煉瓦やセメントの扱い方が少しずつわかってきた。なんとか完成できそうな気がしてきました。
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